通常表示 黒背景 白背景
点字

平成23年度(2011-2012)
4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月

 ● 職員研修「防犯訓練」
 平成24年2月29日(水)、愛媛綜合警備保障株式会社のご協力により警備部機動隊から2名の方が来てくださり、防犯講義・徒手・刺股操法について防犯訓練を行いました。
 まず始めの防犯の講義では、外灯や防犯カメラを設置するだけでも犯罪を未然に防ぐことができ、私たちが日頃から取り組めることとしては、護身術や防犯訓練を定期的に行うことが大切であると教えていただきました。
 その後、実践に移り、徒手での簡単な護身術を2人1組で実際に体験しながら行いました。
 また、刺股操法では、単独での使い方や複数名での対応の仕方など状況に応じた説明がありました。最後に講師の方が不審者役となってくださり、刺股を用いての実践を行うことができ、いい経験になりました。
 丁寧に説明してくださったので分かりやすかった、防犯の意識を高めることが出来てよかった、今後も繰り返しての訓練の必要性を感じた、などの感想があり、職員一同、大変勉強になった防犯訓練となりました。
 お忙しい中、ご協力いただきました愛媛綜合警備保障の方々、本当にありがとうございました。
 ● 両親講座 「聴覚障害者との交流について」

 今回の両親講座(2/23)は、当センターの聴覚障害のある職員に自分の育ちなどの体験を話してもらいました。
 自分の家族などの紹介から始まり、聾学校で育ったこと、一般企業に就職し、職場でミニ手話教室などをして、手話を覚えてもらう機会を得たこと、また小さいころ、読書が好きで、両親が本をたくさん与えてくれ、色んなことを知ることばを覚えることができたことなど色々話してもらいました。
 親が楽しそうに読んでいる姿を見ていると、子どもは自然と本好きになるので、ぜひ本に親しむようにしてほしい、との話がありました。成人の聴覚障害の方に初めて会う保護者もおられ、貴重な経験談を聞くことができ、今後の子育ての参考になったと思われます。

 ● 視聴覚障害者支援ボランティア体験講座
 平成24年2月22日、視聴覚障害者への情報提供ボランティア活動であります点訳・朗読・手話・要約筆記が体験できる講座を開催しました。
 あいにくの天気にもかかわらず15名の方が参加されて、それぞれのボランティア活動を体験し、理解を深められました。「講座に申し込む前に体験できてよかった。楽しく参加できた。」という声が聞かれました。
 自分にあったボランティア活動を見つけて、第一歩を踏み出していただきたいと思います。
 ● 視聴覚交流サロン「ボウリング大会」
 2月の視聴覚交流サロンは、毎年好評のボウリング大会を行ないました。
 視覚障害者、ボランティア等総勢28名がペアーマッチゲームなどを協力しながら行い、全員が心地良い汗を流しました。
 今年は、ダブルストライクを出した視覚障害者や20年ぶりのストライクで大喜びの人など、楽しい雰囲気のなか迷ボウラー達の熱き戦いが繰り広げられました。
 ● 盲ろう通訳介助者現任研修会 閉講式

 平成24年2月4日(土)に「盲ろう通訳介助者現任研修会」の閉講式がありました。今年度で3回目の研修会でしたが、お忙しい中、たくさんの方々に参加していただきました。
 研修会の内容は、盲ろう者とのコミュニケーションに必要な指点字や触手話、音声通訳・手書き文字・要約筆記についての講義や、手引きの実習や事例検討などを実施しています。通訳介助場面で大切になってくる手引きにおいては、お互いが盲ろう者役・介助者役になりセンター内を歩行し、講師からご助言をいただき、より良い通訳介助について学んでいただきました。
 また、今年度もNPOえひめ盲ろう者友の会 高橋理事長や会員の方々が参加して下さり、講座中にも通訳介助を経験することができ、大変勉強になったのではないかと思います。
 来年度も実施予定ですので、現在、盲ろう者への通訳介助に携わっている方のご参加をお待ちしています。