センタートピックス
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            平成21年度(2009-20010)           
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● 両親講座 「聴覚障害者との交流について」
 2月21日(日)に世界ろう者武道選手権大会の空手形で優勝された経験をお持ちで、現在企業で働かれている聴覚障害者の方に来ていただき、自身の育ちや心境について話を伺いました。
 聞こえないと分かった後、両親がTVで見たことばの教室を頼り、母と二人だけで数年間東京に住み通ったこと、地域の小学校では配慮等はなく通い、予習復習や発音練習を毎日両親と一緒にしたこと、友達は小さい頃から一緒なので自然に関わってくれたなど幼少期の思い出を話していただきました。
 また就職活動の際に、自分の障害をきちんと説明する必要性に気付き、職場ではメモやメールなど活用し、よく確認すること等教えていただきました。
 自信になるものがあればと両親が勧めてくれた空手を通して、努力すれば実を結ぶことを学んだので、聞こえないからできないと言わないでほしい。説明するのに時間がかかっても当たり前のことを当たり前のこととして教えてほしい。聞こえないのだから人一倍がんばりなさいと厳しかった両親に反発したこともあったが、今は感謝していると最後に今の心境を語られました。
 これからの子育てや将来像を考える貴重なお話が伺えました。 (2月21日開催)


● 盲ろう通訳介助者現任研修会 閉講式
盲ろう通訳介助者現任研修会・閉講式  平成22年2月6日(土)に「盲ろう通訳介助者現任研修会」の閉講式がありました。
 今年度からの新規事業であるこの研修会でしたが、たくさんの方々に参加していただき、無事に終了することができました。月に1回のペースで、指点字や触手話の勉強はもちろん、グループ討議を通して、通訳介助者の行動や盲ろう者の気持ちや医師・看護師の気持ちを話し合い、理想の通訳介助について考えていただきました。また、講義だけでなく盲ろう者の方々と交流していただくことで、実際の通訳介助を学んでいただけたのではないかと思います。
 来年度も開催予定ですので、皆さんぜひご参加ください。
● 視聴覚交流サロン 「タオルアート」
 2月(2/17)の視聴覚交流サロンは、「タオルアート」を行ないました。
 今回は、今治でタオルアートを教えておられる先生をお招きし、ハンドタオル2枚を使って「犬」と「ぞう」を作成しました。
視聴覚交流サロン・画像
視聴覚交流サロン・画像2  皆さん、先生に質問しながら、個性豊な「犬」と「ぞう」を作成されました。
 最後に、どちらかお気に入りの動物をつくり、きれいに箱につめました。「楽しかった」「かわいくできて良かった」と大好評でした。
視聴覚交流サロン・画像3