3月22日(日)に、愛媛県手話通訳問題研究会 会長 森川美惠子氏を講師に迎えて、平成26年度手話通訳者現任研修会を開催し、司法分野の手話通訳についてご指導いただきました。
午前の講義では、司法場面における通訳の位置づけの基本について学び、どのような対応が望ましいか、働きかけることは何かについて、メルボルン事件を例にとり、技術面、実践面、倫理・心構えの面から話し合いました。
午後からは『交通事故の現場』の通訳場面を想定し、それぞれの役を演じて模擬通訳を行いました。通訳をして感じたこと、通訳を受けて感じたことを話し合いました。模擬通訳をすることでたくさんの気づきがあったと好評でした。
森川講師の人を惹きつける話術や、想定した通訳場面が現場で役に立つ具体的な内容だったために、参加者はより熱心に受講されました。