9月15日に、保健師や保育士等を対象とした「子どもの聞こえセミナー」を開催しました。
Zoom併用形式で行い、保育士、言語聴覚士、地域の保健師・臨床心理士など様々な職種の方41名にご参加いただきました。
午前の講座では、聴覚障がいに関する基礎知識や、擬似難聴体験、当センターでの支援の流れについて情報提供を行いました。
午後は、愛媛大学教育学部特別支援教育講座の加藤哲則先生に新生児聴覚検査や、健診の役割・聴覚障がいの早期発見の意義などについてお話いただきました。
また、愛媛大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科の寺岡正人先生には、県内での新生児聴覚検査の状況や検査後に難聴が進行した事例などについてお話いただきました。
「課内で再度基準を確認し、乳幼児健診に臨みたい」「健診で難聴疑いを発見し、その後の受診に繋げる保健師の役割をしっかり果たしていきたい」等の感想をいただきました。
難聴児の早期支援体制を整えていくには、各機関での役割や、発見から支援への流れを知っていただく必要があるので、今後も継続してセミナーを開催してきたいと思います。