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  2020年09月11日 令和2年度子どもの聞こえセミナーを開催しました。

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お知らせ

 9月9日に、保健師や保育士等を対象とした「子どもの聞こえセミナー」を開催しました。聴能訓練児が通っている園の先生や保健師、言語聴覚士、作業療法士、相談員、設置通訳者など様々な職種の方24名に参加いただきました。

 コロナ感染拡大防止のため、定員を去年より少なくし、演台へのアクリル板設置、座席指定及び1人1卓での利用、また検温・こまめな手指消毒・部屋の換気等の対策を行って実施させていただきました。

 講座1で聴覚障がいに関する基礎知識を学んでいただき、その後の難聴体験では、聞こえないことでどのような気持ちになるのか、どのような困り感があるのかなどを考えていただきました。実際に体験することで、取り残された感じがする、聞き返す意欲がだんだんなくなる、会話に入るのをやめてしまうなどの、コミュニケーションが取れない辛さに気付いていだきました。

 講座2では、子どもさんに聴覚に障がいがあることが確認された後の支援の流れ、県身体障がい者福祉センター耳鼻科診察や当センター聴能訓練など、支援機関に関する情報提供を行いました。

 午後は、講演を2つ企画し、愛媛大学教育学部特別新教育講座の加藤哲則教授と鷹ノ子病院の愛媛人工内耳リハビリテーションセンター長の高橋信雄先生にご講演いただきました。

 加藤先生には、「聞こえとことばの育ち」という内容で、新生児聴覚スクリーニング検査や、健診の役割、聴覚障がいの早期発見の意義などについてお話いただき、高橋先生には、「聴覚障がい児の理解と支援」と題して聴覚障がい児の抱える問題や関わり方のポイントについてお話いただきました。

 今後も、このセミナーを通して聴覚障がいに関する情報を発信していきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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