聴能訓練 保護者講座「聴覚障がいの理解」
今年度第１回目の保護者講座は、「聴覚障がいの理解」をテーマに、基礎知識についての講座と疑似難聴体験を行いました。
前半は耳の構造と機能についてや聴覚検査の方法や聴力図の見方について資料を用いながら説明しました。その後、子どもがイヤモールド（耳栓）を作る際に使用する印象剤を用いて難聴の疑似体験を行いました。参加者からは「同時に話されると理解できない」「話し手をずっと見ていないといけないので疲れる」「マスクをしていると口形が見えないので分かりにくい」などの感想がありました。今回、軽度から中等度の難聴の疑似体験することで聞こえにくさを理解してもらい、日頃の子どもへの接し方や話しかけのポイントを学んでもらうことができたのではないかと思います。
最後に参加者同士で交流してもらい、初めてお会いする方もおられ、かわいい補聴器カバーの情報交換もできました。