2月の保護者講座は「ことばの発達について」と題し、以前愛媛県身体障害者福祉センターで聴能訓練を担当されていた高橋眞由美先生をお招きして、お話を伺いました。
子どもたちの課題として、感覚の統合、意味を育てる、言語形式を育てる、ことばの効果的な使い方をする、二次言語文字言語を育てる、自尊の心があり、その力は赤ちゃん時代、よちよち期、よちよち期後期、おしゃまさん期、学童期の順で育っていき、その時期に培う力がビルのように積みあがって、ことばの力となっていくこと。
そして、赤ちゃんの時期の関わりとして、おむつ替えなどのお世話を通して、赤ちゃんは泣き止むなどの表現を返してくる。気持ちが良い、満腹、ねむいなどが満たされ、要求と返事のやりとりがうまれること。今コミュニケーションの種を育てているところなので、お世話の中でもきちんと赤ちゃんとのやりとりをしていくことなど話していただきました。
発達の時期に合わせた関わり手の視点を具体的に教えていただき、関わり方の勉強になったと思われます。