11月28日 両親講座 「聴覚障害の理解Ⅱ」
今回の両親講座は、聴覚障害の理解Ⅱというテーマで行いました。
聴覚障害の影響、感音性難聴や伝音性難聴、オージオグラムの読み方など聴覚障害の基礎知識を中心に説明を行いました。
その後、ある一定の高音域をカットした音声加工テープを試聴し、「音は聞こえるけどなんと言っているかわからない」という聞こえにくさの体験をしてもらいました。
また、イヤモールド(耳かけ型補聴器用のオーダーメイドの耳栓)を作成する際に使用する印象剤で耳をふさぎ、軽度難聴の体験も行いました。話すのかおっくうになる、集中して聞くので疲れる、口元を自然と見て聞こうとするなどの感想が挙げられました。
実際に聞こえにくさを体験してもらうことで、関わる際に伝わりやすいよう配慮することの大切さを理解してもらう機会となりました。