8月26日(月)に当センターの訓練児さんが通う園の先生方に来ていただき「聴覚障害児担任者研修会」を実施しました。まず、当センター聴能訓練について現在の状況や訓練内容をご紹介させていただいた後、疑似の難聴体験をしていただき、実際にヘッドホンを用いて聞こえにくさを体験してもらいました。
そして、愛媛大学教育学部 高橋信雄先生に『聴覚障害児の理解と支援について』といった内容でご講演いただきました。先生の数十年のご経験も交えながら、難聴児を理解するために、難聴児のきこえ方や補聴機器の効果と限界、そして、難聴児に接するときの配慮について、また、子どもにとって嬉しい係わりについても詳しくお話ししていただくことができ、大変参考になる内容ばかりでした。
最後に高橋先生からも人工内耳のお子さんが通う園とも今後、連携を深めていければとの話があり、当センターのみならず関係機関と、より連携を図りながら訓練児が今後も充実した園生活を送れるように、必要な支援を実施していければと思いました。