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  2013年05月14日 センターだより VOL.55号

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センターだより

<手話通訳者現任研修会>(写真)平成25年2月16日(土)に愛媛県手話通訳問題研究会会長の森川美惠子氏を講師にお迎えして、手話通訳者現任研修会を実施しました。午前は、「手話通訳者の健康と医療領域」と題して、健康の基礎知識を学んだ後、ストレッチを行いました。午後は、グループに分かれて医療現場でのロールプレーと事例検討を行いました。普段接する機会の少ない東・中・南予の受講者が、活発に話し合うことができたと好評でした。今後も皆さんのニーズに応えた研修会を実施していきたいと思います。 <要約筆記者現任研修会>(写真)12月2日(土)要約筆記サークルオリーブの会会長の渡部美佐子氏を講師にお迎えして、県下でご活躍されている皆さんを対象に要約筆記者現任研修会を開催しました。「要約筆記者の役割と責務」の講義や、「屋外でのノートテイクの方法について」の実技を通して、細やかなご指導をいただきました。
<要約筆記者フォローアップ現任研修会>(写真)平成25年3月2日(土)滋賀県立聴覚情報センターの吉田久美子氏をお迎えして、要約筆記者フォローアップ現任研修会を開催しました。講義「要約筆記事業の位置づけと要約筆記のありかた」では、歴史や法定化された事業について学びました。また、参加者から要望の多かった事例検討ではグループディスカッションを行いました。吉田講師の簡潔で分かりやすい助言のもと、皆さん熱心に取り組んでおられました。
<耳と聴こえのセミナー>(写真)平成25年2月3日(日)に耳と聴こえのセミナー「聴こえQ&A ~耳鼻科医の講演会~」を行いました。愛媛大学医学部耳鼻咽喉科 髙木太郎先生にお越しいただき、「聴こえと加齢難聴」についてお話を伺いました。加齢難聴は高い音から聞こえにくくなることや、補聴器を試す前に耳鼻科を受診し、他に病気がないかどうか確認することなどを分かりやすく説明していただきました。また講演後の個別相談では、希望者が多くゆっくりと相談時間が取れなかったのですが、聞こえや耳鳴りなどの相談が多くありました。今後も年に1回、聴こえの講演会などを行っていきたいと思います。
<視聴覚障害者支援ボランティア体験講座>平成25年2月27日(水)に、視聴覚障害者への情報を提供するボランティア活動である点訳・朗読・手話・要約筆記が体験できる講座を開催しました。点訳・朗読では、実際に点字を書いたり、原稿を読む体験をしました。手話・要約筆記では、伝えることの難しさをゲームで体験したり、手話や要約筆記にもチャレンジしました。県内各地から15名が参加され、自分に合ったボランティア活動を見つけて、春からの講座の第一歩を踏み出していただけたと思います。
<職員研修  応急手当講習会>(写真)平成25年3月5日(火)、松山市中央消防署 救命救急士ご指導のもと、センター職員が参加し、応急手当講習会を実施しました。初めに救急車の適正利用についてのお願いがあり、その後、応急手当の目的と必要性についてお話がありました。講習では、胸骨圧迫は強く、速く、絶え間なく実施することが重要である、との説明があり、実際にお手本を見せてもらうことができ、参考になりました。そして、AEDの使用方法については、まずは施設内のAEDがどこにあるのかを知っておく・覚えておくことが大切である、とのお話がありました。基本的なことを丁寧に分かりやすく教えていただき、また、実際に機器を用いて心肺蘇生法を学ぶことができ、大変勉強になった講習会となりました。

 

 

 


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