6月26日(水)に聴覚障がい児担任者研修会を行いました。
擬似難聴体験や聴覚障がいの基礎知識を学んだ後、愛媛県立松山聾学校教育相談担当の藤谷朋宏先生より、聴覚障がい児の理解と支援についてお話いただきました。
聴覚障がい児は、聴覚以外の面では健康な子が多く、一見障がいがあると気づいてもらえない。分かっていないまま返事や行動をするため、友達とのトラブルが多くなったり、自信が持てず、他者とのコミュニケーションを避けようとするなど、実際の学校生活で「静かに苦戦している子」が多い。
自信をもって活動できる力を付けるには、見て分かる支援が重要もなってくる。写真、イラスト、カード、身振りなど提供できる方法で関わってほしいと話があった。
参加者から、難聴体験をすることで不便さを身をもって理解できた、視覚教材を取り入れた保育をしていきたい、などの感想をいただきました。
また今後も継続して研修会を実施していきたいと思います。