10月1日、愛媛県消費生活センターの渡部氏をお招きし、「消費生活講座~悪質商法に気をつけよう~」と題して講座を行いました。
まず最初に、愛媛県下での相談受付の件数や相談内容の特徴、被害にあった年齢の割合など、被害状況の説明がありました。そのうえで、消費者契約法やクーリングオフなど、消費者を守る法律や制度についても詳しく教えていただきました。
相談事例も具体例をあげ、気をつけるポイントを教えていただきました。
ネット通販では偽サイトによる「商品が届かない」「偽物が届いた」「いつのまにか定期購入になっていた」などの事例を多く教えてもらいました。どの偽サイトも巧妙で、実際に見かけたことのあるようなホームページも多く、改めて危険は身近にあるのだと感じました。
ネットでのトラブルが増えてきたが、訪問販売や住宅点検など、危険があると嘘をついてその場で契約させる悪質な事例も残っているので、その場で決断せず、誰かに相談するようにとアドバイスをいただきました。
参加者からは、「色々な手口・内容が分かって良かった」「メリハリがあり、重要なことは例をあげて分かりやすかった」「誰でもトラブルにあいそうなので、もっと周知できればいいと思う」などの感想がありました。
皆さんも日頃から「慌てず落ち着いて対応する」「儲かるなどうまい話はまず疑う」「家族・知人などに相談する」「IDやパスワードなどは人に教えない(入力しない)」など対策を心がけ、トラブルにあわないようにしていきましょう。