今年度の文化祭では、令和3年12月から令和4年1月にかけて俳句・川柳の作品を募集し、3月に当センターホームページにて入賞作品等の発表をさせていただきました。
今回、選者による入選作品選評を含めた俳句・川柳作品の紹介動画を作成いたしました。どうぞご視聴くださいませ。
入選作品紹介(選者・入選者 敬称略)
【俳句の部】 神野 一志 選
(兼題)落ち葉、鍋(鍋料理等も可)
1位 病む妻に 落ち葉拾いて 土産にす 与野 福三
2位 ひとり身を 癒してくれる 鍋の湯気 松岡 弘
3位 大根に 存在感の あるおでん 藤岡 健次
【川柳の部】 藤岡 健次 選
(兼題)うっかり・結ぶ
1位 うっかりを かばいあいつつ 昨日今日 神野 一志
2位 奉仕者と 心を結ぶ 点訳書 松岡 弘
3位 うっかりと 間違え電話 妻の声 村上 清
【選者紹介】
(俳句の部) 神野 一志(じんの かずし) 氏
愛媛県視覚障害者協会役員、元松山盲学校教諭
当センターの点字雑誌「新生」の編集委員を長年に渡りつとめられるとともに、読者からの投句を選評いただいている。
(川柳の部) 藤岡 健次(ふじおか けんじ) 氏
伊予市視覚障害者協会会長、川柳教室で講師をつとめられている他、点字雑誌「新生」のなかで、読者から投稿される川柳を選評いただいている。
令和2年度日本視覚障害者団体連合主催、第46回全国視覚障害者文芸大会において入選(第1位)。