令和4年度 第1回目の保護者講座は、「聴覚障がいの理解」をテーマに講座と疑似難聴体験を行いました。
はじめに耳の構造と機能について知っていただき、聴覚障がいによって起こる影響や要因、新生児スクリーニングの現状についてお話しし、次に聴覚検査の方法や聴力図の見方を説明し、理解してもらいました。
その後、子どもがイヤモールド(耳栓)を作る際に使用する印象剤を用いて難聴の疑似体験を行い、参加者からは「短い時間であったが、疲れた」「雨の音が聞こえなかった」「聞こえにくい人が大きな声で話すことが理解できた」などの感想がありました。今回、軽度から中等度の難聴の疑似体験することで、聞こえにくさを改めて理解してくれたのではないかと思います。
最後に保護者同士で自己紹介をしてもらい、初めて会う方ばかりでしたが、同い年のお子さんだったので、いい交流の場になりました。